こんにちは、経理マンの進-shin-です。
「新卒入社でたまたま経理になった…」
「転職で憧れの経理をすることが叶った!」
など、様々な事情で経理配属に決まった方がおられると思われます。
「そもそも経理になったら、まず何をすればいいの?」と、お困りの方へ、
経理マンの私が実践して良かったこと等を以下に紹介させていただきますので、
ぜひ参考にしてみてください。
簿記の勉強よりExcelの勉強を優先!
経理と言えば「簿記」のイメージがあるかと思われます。
実際、経理未経験の方でも簿記の知識はあった方が良いと思われますが、まずはExcelの勉強を優先した方が良いです。
なぜなら、簿記の知識があってもExcelの操作が全くできませんということになれば、資料の作成に膨大な時間を費やすことになり、周囲の方に迷惑をかける可能性があります。
簿記やそれに伴う知識は、資料を作成していくうちに段々分かってくると思います。
☞以下、実際に行ったことです。
- 入社後2週間以内に、必要最低限のExcelのショートカットキー、約20種類を使えるようにした。
- よく使うと思われる関数の使い方を実務で使用しながら習得。
(SUM、IF、SUMIF、VLOOKUP、ROUND関数などは必須。) - Excel初心者用の書籍を購入し、一通り読んでExcelの全体像を理解。
(ざっと見ただけで実務に不要と思われる箇所は飛ばして読みました。基本的にはインターネットの情報で足ります。)
※上記の行ったことの詳細については、随時当サイトにて投稿していく予定です。
税務についての理解が必要
経理は会計だけでなく税務への理解も重要となってきます。経理を目指されている多くの方が、簿記は勉強しているものの税務のことは全く分からないという方が多いのではないでしょうか。
会計と税務で考え方が異なるというケースは多々あります。
(例えば、会計では「費用」として計上できても、税務上は「損金」として認められない、など。)
特に法人税についての理解が重要かと思われます。
税務調査が入った場合、税務について理解のないまま実務をこなしていたとなると大きな問題になる場合も考えられますので、ご自身の業務と関連のある法人税法については理解を深めた方が良いと思われます。
☞以下、実際に行ったことです。
- 自身の業務について理解を深めるため、会計・税務の両方について詳しく書かれた書籍を休日も利用して勉強。
(基本的に既に前任の方が何かしら書籍を持っているはずなので、それを利用されるのが良いかと思われます。ただし、税制改正後、書籍の情報が古い場合もありますので極力新しいものを使われるのが良いかと思われます。) - 法人税について分からないことがあれば、国税庁のホームページ(https://www.nta.go.jp/)を参考。
(私のような個人の方が公開されているサイトは、誤っている情報も多々ありますので、参考程度にされるのが良いかと思われます。) - 税効果会計について理解を深めるため、書籍を利用し勉強。
※上記の行ったことの詳細については、随時当サイトにて投稿していく予定です。
どんなことよりも人間関係が大事
上記で述べさせていただいたことも重要なのですが、これが1番大事です。
どの仕事にも共通することかと思われますが、どれだけ仕事が楽しくても人間関係が上手くいかなければ、なにか困ったことがあった時に助けてもらえません。
経理は特に関係各所との円滑なコミュニケーションが求められますので、入社されたらまず、ご自身と関わることになるであろう方々(特に部内の方々)がどのような性格で、どのようなことをされているか、よく観察しておく必要があります。
☞以下、実際に行ったことです。
- 長年部署におられる方々は、自分の仕事へのプライドがあるため、疑問に思ってもすぐに否定したりせず、なぜそうしているのか理由を聞く。
- 相手が話している途中で、その話を遮ることは絶対にしてはいけない。話をされている方に対しては、その話に最後まで耳を傾ける。
- 人間関係について、どのように対応すればよいか書籍で勉強。
(人間関係が上手くいかない時は自分に問題があるかもしれないため、まず自分を知るところから始めた。)
※上記の行ったことの詳細については、随時当サイトにて投稿していく予定です。
まとめ
以上、経理配属になったら何をすれば良いのかについて紹介させていただきました。
私自身、経理になったばかりでまだまだ知らないことはたくさんありますが、
- 資料作成の時間短縮
- 業務についての勉強
- 円滑なコミュニケーション
の3点は常に心掛けています。
新しい発見などがありましたら、随時投稿にて公開させていただきます。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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